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和歌山の園部地区は治安がやばい?おかしいと言われる原因と真相を解説

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「和歌山の園部って、何かある場所なの?」そんな風に思ったことはありませんか?ネット上では「園部はやばい」「おかしい場所」といった声を見かけることがあり、不安に感じてしまう方もいるかもしれません。静かな住宅地のはずなのに、なぜそんな噂が広まっているのか――その背景には、過去に起きたある出来事や未解決の事件が関係しているようです。

この記事では、園部地区にまつわる噂や事件について、実際に何が起きたのかを、【園部に何度も足を運んだことのある和歌山リーマン】が、ひとつずつ丁寧に整理しています。噂の出どころや真偽、そして注目される和歌山カレー事件との関連性にも触れながら、情報を冷静に見つめ直していきます。

また、現在の園部地区の治安や住環境についても、住民の声や公的な統計をもとにご紹介します。かつてのイメージだけではわからない“今の園部”のリアルな姿に迫りますので、実際に住むことを考えている方にも役立つ内容です。

事件や噂だけでは語りきれない、園部地区の本当の姿を知るために、ぜひ最後まで読んでみてください。きっと、今までとは違った視点で地域を見つめ直すヒントが得られるはずです。

記事のポイント
  • 園部地区にまつわる過去の事件や噂の出どころを整理し、事実と憶測を区別できるようになる。
  • 和歌山カレー事件を含む一連の出来事が、地域イメージにどう影響したのかを理解できる。
  • 現在の園部地区の治安や住環境の実態を、公的データや住民の声から把握できる。
  • 噂やネット情報に惑わされず、地域の現状を冷静に見極める視点を持てるようになる。

和歌山の園部地区が「やばい」「おかしい」と言われる理由とは?過去の事件や噂話

和歌山市の園部公園:和歌山市公式サイトより引用
  • 新聞配達少女の事件とは?ネットで拡散された謎の噂
  • 園部地区で過去に起きた事件とその背景を解説
  • 事件の現場?和歌山カレー事件との関連を解説
  • 暴走族・不審者は実在した?過去の目撃情報を確認
  • 園部地区に“心霊スポット”とされる場所はある?怪奇現象の有無を確認

新聞配達少女の事件とは?ネットで拡散された謎の噂

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和歌山県和歌山市の園部地区周辺で、1988年に発生した女子高生の刺殺事件が、今なおネット上で語り継がれています。事件の被害者は当時15歳の新聞配達中の女子生徒で、早朝の住宅街で何者かに後ろから首を刺され、死亡しました。犯人は見つからず、事件は未解決のまま時効を迎え、今も多くの謎を残しています。

一方で、この事件には根拠のない憶測がネット上で広がっています。その代表例が、「この少女は和歌山カレー事件の林真須美の娘だった」という噂です。しかし、これは事実とは異なり、被害者と林真須美被告に血縁関係は一切なく、完全なデマ情報です(そもそも、この事件はカレー事件の10年前に起きた事件なので関係ありません)

名前が同じ「林姓」であったことが誤解を生み、都市伝説化していったようですね。

また、当時は全国的な報道がされなかったこともあり、地域外の人々にとっては「どこか不気味な未解決事件」として記憶に残ってしまいました。近年になって掲示板サイトや動画投稿サイトでこの事件が再び注目され、真偽不明の情報が拡散される要因となっています。

このように、新聞配達少女の事件は実際に発生した未解決の凶悪事件ですが、それに付随して生まれた数々の噂話は、事実とフィクションが入り混じったものです。事件そのものの記録が少ないことが、逆に想像を呼び起こし、園部地区に対する「何かおかしい」という印象を強める一因となっているのかもしれません。

園部地区で過去に起きた事件とその背景を解説

園部地区では、過去に以下の事件が起こっているようです。

  • 1988年6月22日新聞配達女子高生刺殺事件
    新聞配達をしていた県立高校の女子生徒が頭から血を流して死んでいるのを配達途中の同僚が発見。刃物で全て真後ろから首や肩、耳を刺された状態で発見された。白いシャツとチェック柄のスカート姿で着衣に乱れはなく、物証は血の付いた犯人の足跡(24~25cm)のみ。犯人が見つからないまま、2003年に時効を迎えている。参考
  • 1993年3月31日:タクシー運転手殺害事件
    路上に停まっていたタクシーの車内に、血塗れの男性が2人倒れていた。タクシー強盗に殺害された運転手と、運転手と揉み合った際に重傷を負った強盗だった。
  • 1993~94年頃(?):動物毒殺事件
    公園の池の鯉(コイ)を毒物で全滅させ、野良猫に毒物入り肉団子を食べさせて大量死で発見、犬が合計15~16匹(または数十匹)死んで飼い主が動物病院で解剖してもらったら「犬の腹から青酸カリ」が発見された事件が起きていた(犯人は小学生)(?)参考
  • 1995年頃(?):林眞須美の一家が園部地区に引っ越し
    林眞須美の一家が中古の家を買い、園部に引っ越してきた。
    (買ったのは事件の三年ほど前やったね。一二五坪ほどあって、リモコンで門もサーッと開くしね) 参考
  • 1997年11月21日:母親殺し事件
    用水路で60代女性の絞殺遺体が発見された事件。母親から「600万円の借金を抱え、返せないから強盗に襲われたように見せかけ保険金で返して欲しい」と頼まれ長女は軽ワゴンの中で紐で首を絞め、用水路に放置。
  • 1998年7月25日:和歌山毒物カレー事件
    1998年7月25日、和歌山市園部の夏祭りで起きた和歌山カレー事件。この事件では、67人が急性ヒ素中毒に見舞われ、4人の尊い命が失われた。25年以上経った今もなお、様々な疑惑と謎が残り続けている。
  • 1997年12月18日:姉殺し事件
    60代の男性が60代の姉を殴り殺した。
  • 2000年1月8日:貸倉庫内死体発見事件
    和歌山市湊の貸倉庫内で死後2~3ヶ月経過した状態で園部在住の男性が発見される。県警は首を絞められた疑いがあることなどから殺人事件として捜査しているが、犯人は捕まっていない。

【これらとは別に、何者かにエアガンで撃たれる事件も多発していたという記事もあり(根拠となるニュースや時期は不明)この事件を元ネタにした噂(ガセ情報)か、全く別の事件と思われる】

【なお、タクシー運転手殺害事件、動物毒殺事件、母親殺し事件、姉殺し事件についても、信頼できる報道(ニュース)などの一時情報は確認できなかった(貸倉庫内死体発見事件も同様であるが、この事件については車体番号などの詳しい情報が確認できた)】

上記のように、園部地区では様々な事件が起きています。

つまり、園部地区はカレー事件だけでなく、それ以前の未解決事件や周辺の異変と重なったことで、「この地域には何かあるのでは」といった憶測を生む要因となりました。複数の出来事が同一地域で続いたことで、園部地区そのものが「やばい」「おかしい」と感じられるようになったということですね。

事件の現場?和歌山カレー事件との関連を解説

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和歌山の園部地区は、和歌山カレー事件の現場でもあります。

また、先述の女子高生刺殺事件は、物理的にも非常に近い範囲で起きています。カレー事件の現場となった夏祭り会場から、刺殺事件の現場は直線距離で250m程度しか離れておらず、数年の間に凶悪事件が2件発生したことが人々の記憶に強く残る要因となっています。

さらに、林真須美被告が逮捕された後も、ネット上ではさまざまな噂が語られるようになりました。特に「カレー事件の真犯人は別にいて、林家の家族が次々と不審な死を遂げたのは口封じでは?」といった陰謀論的な説が掲示板やSNSで拡散され、事件の背景に“何か見えない力”があるという雰囲気を強めました。

また、林真須美被告の長男が後年メディアで語った内容も、話題に拍車をかけました。彼は「事件前から園部地区では犬の毒殺や不審な事件が相次いでいた」と語り、地区全体に不穏な空気があったとしています。

お好み焼き店が路地沿いに二軒並んでおり、客の路上駐車がたびたびトラブルを引き起こしていた。住民が車で外出しようとしても通れず、客との間で罵声が飛び交うことも珍しくなかった。路上駐車をしている十数台の車に何者かによって生卵が投げつけられたり、お好み焼き店に「店を潰してやる」という脅迫電話がかかってきたりもした。
地域の複数の飼い犬が毒殺されたこともあれば、犬小屋が放火された家もあった。

「毒婦 和歌山カレー事件20年目の真実」 田中ひかる著 ビジネス社 2018年

 事件翌日、ニュースを見ながら父が、
「これは、あれやな。あの犬を殺ったヤツが犯人やな」
 と言っていたのを覚えている。
 父は、近所の人たちから胡散臭がられていた一方で、何人か親しい人もいた。昔からの地主だという近所のSさんという高齢の女性とは、母も交えて一緒にカラオケに行ったりしている仲だ。
 ぼくら家族が引っ越してきてしばらくしてから、そのSさんがうちに来て父と世間話をしているとき、こんなことを言っていた。
「林さん、あんたえらいところに引っ越してきたな。ここらは物騒なことが多いんやで。あんたら越してくる前に、この辺の飼い犬が何十匹も毒殺されてるんよ。あんたの家の裏の畑に毒がまかれて、1年間使われんこともあったんよ」
 父は、Sさんから聞いた、この犬の毒殺事件とカレー事件を結びつけたのだ。もちろんこの時点では、父にとってカレー事件は他人事にすぎなかった。

書籍『もう逃げない。~いままで黙っていた「家族」のこと~』32〜33ページより)

https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2019/08/post-12819_1.php?

このように、実際に事件前後には小さなトラブルや不可解な事案もあり、地域への不信感が生まれていたようです。

カレー事件は単なる1つの凶悪犯罪というだけでなく、地域の過去の事件や社会的背景とも複雑に絡み合っています。結果として、園部地区は「ただの事件現場」ではなく、「連鎖する異常事態の中心地」という印象を持たれるようになり、「やばい場所」「おかしい地域」との評判が定着していったのです。

暴走族・不審者は実在した?過去の目撃情報を確認

園部地区に関して「かつて暴走族や不審者が出没していた」という噂があります。具体的には、1990年代から2000年代初頭にかけて、夜間に爆音を響かせるバイク集団を見かけたという話です。また、当時はコンビニの前に若者がたむろしていた光景が怖かったという証言も一部あります。ただし、これらの目撃情報については、新聞や警察の公式発表に記録された形跡はなく、あくまで地域内の噂レベルにとどまっています。

現在では、和歌山市全体で暴走族が頻繁に目撃されるような状況はほとんど見られません。和歌山県では2000年に「暴走族追放促進条例」が施行され、県警による取締りや摘発が強化された結果、苦情件数も年々減少。加えて、青色回転灯パトロール車による地域見守り活動が継続して行われており、夜間の安全性も高まっています。こうした取り組みにより、園部を含む県内全域でバイク騒音や集団走行のトラブルは大幅に減少しています。

一方、不審者に関する通報も一定数存在しています。たとえば、2024年4月には、園部地区で下校中の女子高生が男性に後をつけられるという事案があり、防犯メール「きしゅう君メール」にて注意喚起が行われました。また、「深夜に見知らぬ人物が住宅街をうろついていた」といった情報も過去に複数確認されています。しかし、こうした事案は全国どこでも起こりうるレベルのものであり、重大事件に発展した例はほとんどありません。

このように、過去には不安を感じさせる状況が存在したことは事実ですが、現在の園部地区は防犯体制も整い、静かな住宅地として落ち着いた環境が保たれています。昔のイメージだけで地域を判断するのではなく、最新の治安状況を見極めることが大切です。

園部地区に“心霊スポット”とされる場所はある?怪奇現象の有無を確認

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和歌山の園部地区は、過去に重大な事件が相次いだものの、心霊スポットではありません。
(心霊的な怪奇現象は確認されていない)

ご参考(和歌山にある心霊スポットを知りたい人のための参考)

しかし、以下のYoutube動画において、霊能者である橋本京明氏が、1988年の新聞配達女子高生刺殺事件の被害者である「林文子」さんと霊的に交流する様子が描かれています。

上記動画において、文子さんの霊は、以下のような発言をしています。

  • 後ろから刺され、倒れた時に見上げた相手が犯人だった
  • 犯人は黒っぽい、または黒いカッパのような服装をしていた
  • 刺された場所には、犬や猫が死んでいた
    (何らかの毒のようなものがあった可能性がある)
  • 突然刺されたため抵抗できなかった

上記のように、霊能者が心霊と交流した動画はあるものの、園部地区は心霊スポットではありません。
(繰り返しですが、一般住民による心霊的な怪奇現象の体験談は確認されていません)

園部地区の怖いイメージは、過去の事件がもたらした記憶と人々の想像力によって生まれた側面が大きいといえます。地域の日常は静かで穏やかであり、そこに暮らす人々にとっては、ごく普通の生活の場となっているのです。

和歌山の園部地区は治安がやばい?補足情報から“おかしい場所”かどうかを考察

和歌山の園部地区は治安がやばい?補足情報から“おかしい場所”かどうかを考察
園部地区の写真(撮影:筆者)
  • 和歌山県内で治安が悪いとされる地域と園部地区の比較
  • 【住めば都?】園部地区に住む地元民のリアルな口コミと体験談
  • SNSや5chでの「園部地区ヤバい」発言を検証してみた
  • 犯罪発生件数・交番数・通報件数から見た安全度の実際
  • なぜそれでも園部地区に住む人がいるのか?生活実態を探る

和歌山県内で治安が悪いとされる地域と園部地区の比較

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和歌山県は全国的に見ると治安は「普通くらい」の地域です。ただし、県内でも場所によって治安状況には違いがあり、和歌山市や岩出市といった人口が集中するエリアでは犯罪件数がやや多いというデータもあります(園部地区は和歌山市内)

以下、和歌山市の他の地域と園部地区を比較しましたのでご確認ください。

地域名治安傾向の噂特徴
杭ノ瀬治安が悪いと噂される古い住宅地が多く、路地が狭い
治安が悪いと噂される夜間の人通りが少ない
次郎丸治安が悪いと噂される古くからの市街地、暗い通りが多い
雑賀崎治安が悪いと噂される港町で過疎化、夜は静かすぎて不安感がある
天王新地周辺一部で夜は不安との声あり元歓楽街エリア、夜間の静けさが不安材料
園部地区やばい・おかしいという噂があるが、治安は悪くない(2001年以降は目立った事件はない)新興住宅地として整備されたエリアが多い、道が広く見通しも良い

まず、治安が悪いと噂されがちな和歌山市内のエリアとしては、杭ノ瀬、湊、次郎丸、雑賀崎などがよく挙げられます。これらの地域は古くからの住宅が密集しており、路地が入り組んでいたり、夜間に人通りが少なかったりと、不安を感じやすい要素があることは否めません。また、かつての歓楽街だった天王新地周辺などは、夜間の静けさが逆に怖いと感じられることもあるようです。

一方で、園部地区はこうした繁華街や古い市街地とは異なり、新興住宅地として整備されたエリアが多く、道も広く見通しが良いのが特徴です。また、地域にはファミリー層が多く暮らしており、子どもや高齢者が安心して生活できる環境が整っています。通学路や主要道路には防犯灯も設置されており、パトロール活動も行われているため、安全性の高い地域と言えるでしょう。

このように、園部地区は和歌山市内において特段「治安が悪い」とされる地域には該当しておらず、むしろ平均的またはそれ以上の安全性を備えた住宅地といえます。過去に事件があったことで印象が悪くなっている面もありますが、実際の暮らしやすさは十分に確保されており、不安を過度に抱える必要はない地域です。

【住めば都?】園部地区に住む地元民のリアルな口コミと体験談

園部地区に関しては、過去の事件などが印象に残っている人が多い一方で、実際に現在も暮らしている住民の声に耳を傾けてみると、意外にもポジティブな意見が多く見られます。

とくに不動産サイトや地域情報サービスに投稿された口コミからは、「住みやすい」「静か」「便利」といったキーワードが目立ちます。事件の印象とは裏腹に、地域の暮らしは平穏で快適なようです。

園部地区についての住民の意見
  • ポジティブな意見
    「治安がいいし、街並みも綺麗で安心して暮らせる」(50代女性)
    「都会すぎず田舎すぎず、買い物も便利」(40代主婦)
    「大阪方面へも通勤可能で交通アクセスが良い」
  • ネガティブな意見
    「車がないと不便に感じる場面が多い」
    「人間関係がやや閉鎖的で、移住者にはなじみにくい」

例えば、50代の女性住民は「治安はいいし、街並みも綺麗で安心して暮らせる」と話しており、40代の主婦からは「都会すぎず田舎すぎず、スーパーも充実していて便利」という声もあります。また、快速が停車する最寄り駅があり、大阪方面への通勤圏としても利用されているため、交通の便を評価する声も多く見られます。

しかし、すべてが肯定的なわけではありません。一部の住民からは「車がないと不便」「地元の人間関係がやや閉鎖的」といった指摘もあります。特に外から引っ越してきた人にとっては、地域の慣習や人付き合いに戸惑うことがあるようです。こうした声は和歌山全体に共通する地方特有の課題ともいえるでしょう。

一部ネガティブな意見はあるものの、園部地区は、全体を通せば、安定した環境が整っていることが住民の体験からも分かります。「住めば都」という言葉のとおり、住み続ける中で自然と愛着が湧き、安心して暮らしていける地域であることが伝わってきます。過去の出来事にとらわれすぎず、今の園部を知ることが大切です。

SNSや5chでの「園部地区ヤバい」発言を検証してみた

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インターネット上では、「園部地区はやばい」といった発言がSNSや掲示板サイトで時折見られます。
具体的には、以下のような書き込みがありました。

1988年
それより10年も前の1988年6月22日午前5時40分頃、その夏祭りの会場から東に250mの市道で新聞配達をしていた県立高校1年生の林史子さん(15)が頭から血を流して死んでいるのを配達途中の同僚が発見しました。幅6mの道の端に仰向けで、白いシャツとチェック柄のスカート姿、乱れなし、自転車にも交通事故の形跡なしという状態で、そして周囲の血だまりにはジョギングシューズ足跡(24.5cm)が残されていました。

この事件は未解決のまま公訴時効(2003/06/22)になっています。和歌山新聞配達女子高生刺殺事件(Wikipedia)

1998年
この事件の10年後1998年7月25日に和歌山毒物カレー事件が起こっています。

1999年(2000年)
そして2年後、2000年1月8日午後3時頃、和歌山市園部の谷俊孝さん(当時30歳)が和歌山市湊の貸倉庫内で死後2〜3ヶ月経過した状態で発見されています。県警は首を絞められた疑いがあることなどから殺人事件として捜査を開始していますが、未だ犯人は捕まっていません。県警は、谷さんの1999年9月23日以降の行動に関する情報提供を求めています。

カレー事件前後にも他多数
狭い範囲で犯罪密度が濃すぎる

https://itest.5ch.net/mao/test/read.cgi/occult/1624437279/621

上記のように、1988年の新聞配達の事件、その10年後の和歌山毒物カレー事件、その2年後の死体発見事件などの事件が発生していたことから、「園部はやばい・おかしい」と語られているようです。

犯罪発生件数・交番数・通報件数から見た安全度の実際

園部地区の現在の治安状況を客観的に把握するためには、公的なデータに基づいた情報を参照するのが効果的です。和歌山市全体での刑法犯認知件数は、年々減少傾向にあり、2022年時点では「1743件」とされています(和歌山県警生活安全企画課調べ)。

和歌山市の犯罪情勢より引用

その多くは万引きや自転車盗といった軽犯罪であり、重大な事件の発生頻度は決して高くありません。

和歌山市の犯罪情勢より引用

まず、園部地区を含む北西部エリアは、商業施設や繁華街が少なく、住宅地が中心のため犯罪発生件数は比較的低めです。また、最寄りの交番としては有功交番や高積交番があり、地域のパトロール体制も整えられています。これらの交番は市民からの通報対応や巡回を通じて、犯罪抑止の役割を果たしています。

さらに、和歌山市では「きしゅう君の防犯メール」と呼ばれる情報配信サービスを運用しており、不審者情報や事件発生の速報を住民に提供しています。このような取り組みにより、住民の防犯意識が高まり、事件の未然防止につながっている点も見逃せません。通報件数が一定数あること自体が、地域の警戒力を示しているとも言えます。

このように、園部地区の治安は、過去の事件の印象とは裏腹に、現在では比較的安定していることがわかります。行政の取り組みと住民の意識の両輪によって、防犯体制は着実に強化されており、特別に危険な地域とは言いがたいのが現状です。数字と実態の両面から、冷静に判断することが求められます。

なぜそれでも園部地区に住む人がいるのか?生活実態を探る

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園部地区は過去に大きな事件が報道されたことで、今でも「なんとなく怖い」というイメージを持たれることがあります。しかし、実際には多くの人が現在もこの地域に住み続けており、暮らしやすさや利便性を評価する声も少なくありません。事件の記憶とは裏腹に、穏やかな日常が営まれているのが園部のリアルです。

まず、園部地区は交通アクセスが比較的良好で、最寄りの六十谷駅から和歌山市中心部や大阪方面への移動も可能です。さらに、周辺には大型スーパーやホームセンター、医療機関など生活インフラも整っており、日常の買い物や通院にも不便を感じにくい環境です。都市の喧騒から離れた落ち着いた暮らしを求める人には好条件がそろっています。

また、地価や家賃が比較的リーズナブルであることも、ファミリー層やシニア世代にとっては大きな魅力です。広めの一戸建てや賃貸物件が手ごろな価格で手に入るため、子育て世帯や定年後の移住先として選ばれるケースもあります。地元で長く暮らす住民の多くは、地域の絆や自然の豊かさを生活の一部として受け入れています。

このように、園部地区は過去のイメージにとらわれず、現在の利便性や生活環境の良さを重視して住む人が多い地域です。噂やネットの印象だけでは測れない、地元に根ざした暮らしの積み重ねがあり、それこそが地域の“本当の姿”を形づくっています。実際に足を運び、地域の空気に触れることで、そのギャップに気づく人も少なくありません。

和歌山の園部地区は「やばい」・「おかしい」?記事のまとめ

和歌山の園部地区は「やばい」・「おかしい」?記事のまとめ
和歌山市の園部公園(撮影:筆者)

最後に、記事のポイントをまとめます。

  • 和歌山市の園部地区には「治安がやばい」「何かおかしい」といった噂がネット上に存在する。
  • 噂の背景には、1988年に発生した未解決の新聞配達女子高生刺殺事件がある。
  • 新聞配達女子高生刺殺事件と林眞須美被告の家族を結びつけるデマ情報もネット上で拡散されている。
  • 園部地区では1990年代に動物の毒殺事件が起きたとされ、青酸カリが検出されたとの証言もある。
  • 和歌山カレー事件は1998年に同地区の夏祭りで発生し、67人が中毒、4人が死亡する重大事件となった。
  • 他にも園部では、タクシー運転手殺害や姉弟間の殺人事件など、複数の事件が報告されている。
  • 犬小屋への放火、生卵投げつけ、脅迫電話など、住民間のトラブルも過去に記録されている。
  • エアガンによる被害があったという情報もあるが、一次情報は確認できていない。
  • 園部地区で暴走族や不審者の目撃情報があったという声もあるが、公的記録の裏付けはない。
  • 近年では和歌山市全体で暴走族の目撃例は減少し、防犯パトロールや条例によって安全性は向上している。
  • 不審者の通報は過去にあったが、他の地域でも起こりうるレベルのもので特筆すべき危険性はない。
  • 園部は「心霊スポット」とされる場所ではなく、心霊現象の一般的な報告も存在しない。
  • 和歌山市内でも園部は新興住宅地が多く、道幅も広く、住環境が整ったエリアとされる。
  • 実際に住んでいる住民からは「静かで暮らしやすい」「治安も良い」といった声が多い。
  • 不便さや人間関係の閉鎖性を指摘する声もあるが、全体的には安定した地域といえる。
  • 過去の事件の印象により不安が広がったが、現在の園部地区は落ち着いた住宅地である。

園部地区は、過去に衝撃的な事件が複数発生したことで、「治安がやばい」「おかしい場所」といったイメージが一部で語られるようになりました。しかし、現在の園部地区は安全対策が施されており、住民からの評価も上々です。

ネットで語られる噂や都市伝説の多くは、事実と異なるものや、過去の情報に基づいた誇張であることも少なくありません。大切なのは、冷静に情報を見極めること。園部地区は決して近寄ってはならない“危険地帯”ではなく、今も多くの人が穏やかに暮らす地域なのです。

和歌山リーマン
和歌山リーマン

(記事の最後に関係ないことですが)園部といえば、「薩摩ラーメン 四天王園部」がおいしいのでおすすめです!こんな記事をきっかけに恐縮ではありますが……(^_^;)園部に興味を持った方は、観光ついでにぜひ行ってみていただければ幸いです。

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