こんにちは、和歌山リーマンです。
和歌山市の夏を代表するお祭り「紀州おどり ぶんだら節」は、和歌山の夏を象徴するイベントの一つです。
江戸時代の豪商・紀伊国屋文左衛門に由来するこのお祭りは、毎年8月初旬に和歌山城周辺で開催され、観光客や地元住民が一体となって街を彩ります。特徴的なリズムに合わせた踊りは、初心者でも参加しやすく、街全体が活気に満ちた雰囲気に包まれます。
踊りの参加方法は多岐にわたり、事前に連を組んでの参加はもちろん、当日の飛び入り連での参加、和歌山城西の丸広場で誰でも自由に輪になって踊る「輪踊り」の参加などが可能です。この夏、ぶんだら節で和歌山の伝統文化に触れ、思い出に残るひとときを過ごしてみませんか?
ぶんだら節とは?
「紀州おどり ぶんだら節」は和歌山市の夏を代表するお祭りです。
以下、ぶんだら節公式サイトより詳細を引用いたします。
ぶんだら節は、荒海に乗り出す江戸中期の豪商・紀伊国屋文左衛門の意気と壮挙をイメージしその名にちなんで「ぶんだら」と名付けられたそうです。文左衛門を何度も繰り返して言ううちに「ぶんだら」が出てきた、という一説もあります。黒潮洗う南国紀州の美しさと豪快さを連想させると同時に、躍動力のある民謡です。
和歌山市ぶんだら節公式サイトより引用
このおどりは、昭和44年に市政80周年を記念して作られました。郷土芸能の育成・市民相互の連帯意識・郷土愛護観念などを願い、誕生したのが紀州おどりです。大勢の人で賑わいます。
上記のとおりで、1969年(昭和44年)市民会館大ホールから始まったぶんだら節は、50年以上にわたって開催されているお祭りです。
ぶんだら節の歌詞は、以下の通りです。
上記の歌と共に踊っていると、気分が上がって元気になります。
ぶんだら節のイベント内容
ぶんだら節のスケジュール(例)
ぶんだら節のスケジュール(2024年8月開催時の例)は、以下の通りです。
16:00…「縁日横丁」スタート(和歌山城西の丸広場)
16:40…「黒潮躍虎太古演舞」(公園前)
16:50…「開会セレモニー」(公園前)
17:00…「大名行列」
17:20…「ぶんだら21」スタート
18:00…「文左衛門リレー」(公園前)
18:25…「紀州雑賀鉄砲衆演舞」(公園前)
18:30…「正調ぶんだら節」スタート
19:00…「輪踊り・竹燈夜」スタート(和歌山城西の丸広場)(開始前に小学生以下対象のお菓子まきを実施)
22:00…交通規制解除
ぶんだら節を踊る以外にも、縁日横丁や竹燈夜も楽しむことができます。
ぶんだら節の連(チーム)参加一覧
夕方~夜に、ニューバージョンぶんだら21か、正調ぶんだら節のいずれかを踊ることとなります。
詳細は以下をご確認ください(2024年8月開催時の参加チーム)
連(チーム)を作って参加すれば、上記画像の中に名前が加わるというイメージですね。
ぶんだら節の参加方法
ぶんだら節への参加は、以下の方法があります。
チーム(連)として参加
「10人以上のチーム(連)」を作ってし、事前に申し込みを行うことで、街頭おどりに参加できます。企業や団体、友人同士で連を作り、祭りを盛り上げましょう。参加連の募集は毎年行われており、詳細は和歌山市の公式ウェブサイトで確認できます。
飛び入り連として参加
事前の連登録が難しい場合や10人未満しか集まらない場合でも、当日に「飛び入り連」として参加することが可能です。飛び入り連は、当日指定された時間と場所に集合し、他の参加者と一緒に踊ります。詳細な集合場所や時間は、公式ウェブサイトや当日の案内をご確認ください。
輪踊りへの参加
西の丸広場で行われる「輪踊り」は、櫓の周囲を輪になって踊る形式で、誰でも自由に参加できます。初心者でも気軽に参加できるため、初めての方にもおすすめです。
ぶんだら節の練習方法
ぶんだら節の踊りは、4つのパートの繰り返しで構成されており、初心者でも比較的簡単に習得できます。和歌山市の公式ウェブサイトでは、踊り方の「模範動画」が公開されており、自宅で練習することが可能です。
また、模範動画には「左右反転版」も用意されています。
通常動画だと左右を間違えてしまう場合は、こちらで練習してみてください。
ぶんだら節参加(連で参加する場合)のスケジュール
ぶんだら節を連(チーム)で参加する際のスケジュールのイメージを作成しましたので、ご確認ください。
■4〜5ヶ月前(3月〜4月頃)
・参加メンバーの募集・確定
職場、学校、友人グループなどでメンバーを募り、連を結成します。
参加人数を10名以上確保しましょう。
・リーダー・役割分担の決定
チームリーダーや衣装担当、スケジュール管理担当を決めておきましょう。
■2〜3ヶ月前(5〜6月頃)
・連登録の手続き
和歌山市の公式ウェブサイトで連の登録情報を確認し、応募します。
・衣装の準備
連の統一感を出すため、衣装を準備します。
■1〜2ヶ月前(6〜7月頃)
・スケジュール確認と調整
練習日や集合場所、祭り当日のスケジュールをメンバー全員で共有します。
・踊りの練習
公式の模範動画を活用して自主練習を行いましょう。
チームで何度か集まって練習を行いましょう
■2〜4週間前(7月中旬〜下旬)
・全体練習の実施
チーム全員で集まり、全体練習を行います。
当日の動線やパフォーマンスの確認をしておくと安心です。
・最終準備
天候や交通規制情報を事前にチェックします。
衣装や小道具、必要な持ち物を確認します。
■祭り当日(8月初旬)
・集合・最終確認
指定された集合時間に遅れないよう、余裕を持って集まります。
・本番を楽しむ!
チーム一丸となって踊りを披露し、和歌山の夏を盛り上げましょう。
上記を参考に、ぶんだら節の参加スケジュールを検討してみてください。
ぶんだら節参加時の注意点
ぶんだら節参加時の注意点は、以下の通りです。
服装
動きやすい服装と靴で参加しましょう。連として参加する場合は、統一した衣装を用意することが多いです。
熱中症対策
夏の開催となるため、こまめな水分補給や帽子の着用など、熱中症対策をしっかり行いましょう。
交通規制
当日は会場周辺で交通規制が実施されます。公共交通機関の利用や、事前の交通情報の確認をおすすめします。
まとめ
「紀州おどり ぶんだら節」は、和歌山の夏を象徴する一大イベントであり、市民や観光客が一体となって楽しむ祭りです。
連を組んでの参加や当日飛び入りでの参加、輪踊りなど、さまざまな形で気軽に参加できるのも大きな魅力です。また、会場では踊りだけでなく、ステージパフォーマンスや地元グルメを楽しむことができ、家族連れから友人同士、観光客まで幅広い人々が楽しめる内容となっています。
ぶんだら節は、ただ踊るだけでなく、地域の絆を深め、和歌山の文化を次世代へとつなぐ役割も担っています。和歌山城を背景にした華やかな祭りの風景や、祭りを通じた人々の交流は、「特別な体験」になること間違いなしです!
夏に和歌山を訪れるなら、ぜひぶんだら節に参加してみてはいかがでしょうか?参加者として踊りに加わるのも良し、観客としてその華やかさを堪能するのも良し。きっと「忘れられない思い出」になるはずですよ!(^^)
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