「紀州犬を迎えたいけれど、ペットショップでは高くて手が出ない…」「できれば無料譲渡で紀州犬を飼育したい」——そんな思いを抱く方はいらっしゃるかと思います。
紀州犬は日本の天然記念物にも指定されている、和歌山原産の希少な犬種であり、凛とした姿や飼い主に対する忠誠心の強さから根強い人気を誇ります。
しかし、その希少性ゆえに入手が難しく、入手経路を見極めることが重要です。この記事では、「紀州犬 あげます」などのキーワードで無償譲渡情報を探す方法から、安全に譲渡を受けるための注意点、さらには有償で信頼できるブリーダーから迎える方法までを詳しく解説します。
保護犬としての迎え入れを検討している方にも、子犬から育てたい方にも役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてください。
- 紀州犬を無償で譲り受けるための具体的な情報源や探し方が分かる
- SNSや掲示板を使った譲渡の際に注意すべきリスクや確認事項が分かる
- 有料で紀州犬を迎える際に利用できる信頼性の高いサイトが分かる
- 紀州犬の飼育に必要な準備や確認しておくべき健康・環境・経済面のポイントが分かる
「紀州犬あげます」の探し方:無償譲渡の確認方法

- ペットのおうち
- ハグー
- ジモティー
- 動物愛護センター
- X(旧Twitter)
※無料で紀州犬の譲渡を受ける場合は、後述する「無料譲渡の注意点」についても併せてご確認ください。
ペットのおうち

「ペットのおうち」は、全国の保護犬・猫を中心に、里親募集情報を掲載する日本最大級のマッチングサイトです。
2011年にサービスを開始し、これまでに29万頭以上のペットが新しい家族と出会っています。会員登録は無料で、犬・猫・小動物・鳥・爬虫類など、紀州犬も含めた多様な動物の情報を検索可能です。アプリも提供されており、スマートフォンからも手軽に利用できます。
OMUSUBI(お結び)

「OMUSUBI(お結び)」は、株式会社PETOKOTOが運営する審査制の保護犬・保護猫マッチングサイトです。
2016年のサービス開始以来、全国の信頼できる保護団体と連携し、里親希望者と保護動物のマッチングを支援しています。サイトでは、保護犬や保護猫のプロフィール情報を掲載し、ユーザーは自身の希望条件の動物(紀州犬など)を検索できます。
譲渡後のアフターサポートや、保護団体への寄付・支援企画も実施しており、保護活動全体の支援にも力を入れています。OMUSUBIは、保護犬・保護猫を迎えたいと考える方々にとって、安心して利用できるプラットフォームです。
ハグー

「ハグー(hugU)」は、株式会社シムネットが運営するペットの里親マッチングサイトです。
犬・猫・小動物・鳥・爬虫類など多様な動物の里親募集情報を掲載しており、全国の保護団体や個人が登録しています。2025年5月時点で累計譲渡数は19,000件を超え、会員登録(無料)を行うことで、お気に入り登録や検索条件の保存、新着通知などの機能が利用可能です。
ジモティー

「ジモティー」は、地域密着型の無料広告掲示板サービスで、全国のユーザーが不要になった品物やペットの里親募集情報などを掲載し、直接取引を行うことができます。
「里親募集」カテゴリーでは、犬や猫などのペットの譲渡情報が多数掲載されており、紀州犬を含むさまざまな犬種の情報を探すことが可能です。
動物愛護センター

動物愛護センターでは、人と動物が共生する社会の実現を目指し、犬猫の譲渡事業などを行っています。
例えば、紀州犬の原産地である和歌山にある「和歌山県動物愛護センター」(海草郡紀美野町国木原372)では、譲渡犬の募集を行っています。また、公式Instagramなどを通じて、譲渡対象動物の情報やイベントの案内も発信されています。
(こうした動物愛護センターページを定期的に確認すれば、紀州犬が募集される可能性もあるかと思います)
X(旧Twitter)

「X(旧Twitter)」は、リアルタイムで情報を得られるSNSで、保護犬や譲渡犬の情報収集にも活用されています。
「#紀州犬」や「#里親募集」などのハッシュタグを検索することで、個人や団体が投稿した里親募集情報を見つけることができます。ただし、SNS上の情報は信頼性にばらつきがあるため、投稿者のプロフィールや過去の投稿内容を確認し、慎重にやり取りを進めることが重要です。
Xを活用することで、タイムリーな譲渡情報を得ることが可能となります。

「Instagram」は、保護犬や譲渡犬の情報収集に活用されるSNSです。
「#紀州犬」や「#里親募集」などのハッシュタグを検索することで、個人や団体が投稿した里親募集情報を見つけることができます。
ただし、SNS上の情報は信頼性にばらつきがあるため、投稿者のプロフィールや過去の投稿内容を確認し、慎重にやり取りを進めることが重要です。Instagramを活用することで、タイムリーな譲渡情報を得ることが可能となります。
「紀州犬あげます」の見つけ方:無償譲渡の注意点や有料での購入方法

- 無償譲渡の注意点
- 有料で購入する方法
- 紀州犬飼育にあたっての確認項目
- 「紀州犬あげます」の見つけ方:記事のまとめ
無償譲渡の注意点
無償譲渡と聞くと好条件に思えますが、慎重な対応が求められます。特にSNSや掲示板サイトでは、相手の素性がはっきりしない場合も多く、トラブル防止のためにも必ず信頼性を確認しましょう。
まず、投稿者の過去のやり取りや評価、プロフィール情報をしっかり確認することが大切です。また、譲渡時に必要な書類やワクチン接種の有無、健康状態などの詳細を事前に聞き取りましょう。
できれば直接会って犬の性格や環境を確認し、必要に応じて譲渡契約書を交わすなどすれば、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう。信頼できる譲渡先を見極める姿勢が大切です。
有料で購入する方法
紀州犬を有料で購入する方法を解説します。
パスレルワン

「パスレルワン」は、優良ブリーダーと新しい飼い主を結ぶ子犬販売専門のマッチングサービスです。紀州犬なについても取り扱っており、健康で社会性のある子犬を提供しています。
パスレルワンでは、ブリーダーの飼育環境や親犬の健康状態を確認し、厳選したブリーダーのみと提携しています。
また、子犬の見学は事前予約制で、展示販売は行わず、子犬のストレスを最小限に抑える配慮がされています。購入後のサポートも充実しており、飼育に関する相談やアドバイスを受けることができます。
みんなのブリーダー

「みんなのブリーダー」は、株式会社シムネットが運営する、全国の優良ブリーダーと子犬を迎えたい方をつなぐマッチングサイトです。
2025年5月時点で、約3,800人のブリーダーが登録し、常時8,000頭以上の子犬情報を掲載しています。犬種や地域、性別などの条件で検索でき、紀州犬の取り扱いもあります。
ブリーダーとの直接取引を基本とし、犬舎見学やビデオ通話を通じて、子犬の健康状態や性格を確認できます。信頼できるブリーダーから健康な子犬を迎えたい方にとって、非常に有用なサービスです。
紀州犬飼育にあたっての確認項目

紀州犬を飼育するにあたっての確認項目を以下にまとめますので、ご確認ください。
- 健康チェック
- 飼養環境
- 性格と相性
- 経済的準備(エサや飼育道具など)
健康チェック
- ワクチン・フィラリア検査の記録を確認。
- 不明な場合は自己負担で健康診断を。
飼養環境
- 十分な運動スペースの確保(庭があるとベスト)
- 寒さや暑さ対策(紀州犬は外飼いも可能だが、適切な環境が必要)
- 近隣住民への配慮(必要に応じて犬を飼うこと(吠え声など)を話して事前に理解を得るなど)
性格と相性
- 実際に会って触れ合い、性格や相性を確認する
- 過去の飼育環境や訓練歴について質問する
- 家族全員と会わせて相性を確認することが理想的
経済的準備(エサや飼育道具など)
- 食費:ドッグフードの継続的な購入が必要であることを確認
- 医療費:定期健診やワクチン接種、不測の病気や怪我への備え
- その他:グルーミング用品(ブラッシング・爪切り・シャンプーなど)、首輪・リード、ケージ、おもちゃなど
紀州犬のような中型犬以上の犬には、「ネルソンズ ドッグフード」が人気です。
首輪については、以下のような首輪が標準的です。
リードについては、最初(子犬のうち)は、以下のようなリードが標準的です。
ただし、成犬になったら大型犬用のリードがおすすめです(紀州犬はオスで20kg前後、筋肉質で非常に引きが強い個体が多いため、中型犬用のリードでは耐荷重や金具の強度が不足する恐れがあります)
「紀州犬あげます」の見つけ方:記事のまとめ
最後に、記事のポイントをまとめます。
- 紀州犬は日本の天然記念物に指定されており、忠誠心が強く人気が高いが、ペットショップでは入手困難で高価。
- 「紀州犬 あげます」などのキーワードでネット検索する人が増えている。
- 無償譲渡を探す方法として「ペットのおうち」「OMUSUBI」「ハグー」などの専門マッチングサイトを活用できる。
- 「ジモティー」では地域密着型の譲渡情報を探せるが、相手の信頼性確認が必須。
- 和歌山県動物愛護センターでは紀州犬の譲渡情報が出る可能性があるため、定期的なチェックが有効。
- X(旧Twitter)やInstagramでは「#紀州犬」「#里親募集」などのハッシュタグで譲渡情報を探せる。
- SNSの情報は信頼性にばらつきがあるため、投稿者のプロフィールや過去の発信内容を確認することが重要。
- 無償譲渡であっても、譲渡契約書や健康情報の確認を行い、慎重に対応する必要がある。
- 譲渡時には交通費や医療費の実費請求があるケースがあり、金銭条件の確認も大切。
- 有料で子犬を探す場合は「パスレルワン」などの優良ブリーダー直結型のサービスを利用できる。
- 「パスレルワン」は展示販売を行わず、ブリーダーの環境確認と購入後のサポートが充実している。
- 「みんなのブリーダー」では紀州犬も取り扱いがあり、全国のブリーダーと直接やり取りできる。
- 子犬の見学やビデオ通話を通じて、健康状態や性格を確認できる体制が整っている。
- 紀州犬を飼うには、健康チェック・飼養環境・性格確認・経済的準備など事前準備が重要。
- ワクチン接種歴やフィラリア検査の有無は必ず確認すること。
- 保護犬を迎えるという選択は命をつなぐ大切な行為であり、信頼できる譲渡先と出会う努力が必要。
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